毎週決まった曜日だけ、郵便受けに一通、封筒が増えている。
曜日は決まっている。時間帯までは分かっていない。
宛名も差出人もない。中身も、開けなければ分からない。
切手も消印もない。誰かが直接入れていったことになる。
開けずに捨て続けていた住人が、ある週だけそれを開けてみた。
中には何も入っていなかった。折り目もついていなかったという。
それ以来、自分宛てに届く手紙の内容を、読んだそばから忘れるようになったという。

添付は差出人から送られた写真を、受付時に縮小して綴じたもの。原本は別途保管する。
受付年月日は、受け取って書き起こした日を記す。公開はこれより後になる。