フットレストが、いつも自分に合う高さで出ている。
長距離バスに乗ると、前の乗客が残した位置のままになっている。
それが毎回、その人にちょうどいい高さなのだという。
便が変わっても、座席が変わっても、同じだった。
一度、わざと一番下まで下げてから降りた人がいる。
次に乗ったとき、その席はまた同じ高さで出ていた。
予約の記録には、その人の名前で同じ座席の指定が毎回入っていた。乗らなくなったあとも、別の名前で同じ指定が入り続けているという。

添付は差出人から送られた写真を、受付時に縮小して綴じたもの。原本は別途保管する。
受付年月日は、受け取って書き起こした日を記す。公開はこれより後になる。