第005号 受付 2026.08.26

足元

共働きの夫婦の家で、毎晩ふしぎな感謝が交わされる。

「先にベッドに入って、足元を温めておいてくれた」。お互いに、そんな記憶はない。

ある夜、夫がその温かい膨らみに、そっと自分の足を押し付けてみた。

それ以降、夫は自分の靴の左右を、頻繁に履き間違えるようになったという。

第005号の報告に添えられていた写真
添付 1

添付は差出人から送られた写真を、受付時に縮小して綴じたもの。原本は別途保管する。
受付年月日は、受け取って書き起こした日を記す。公開はこれより後になる。