共働きの夫婦の家で、毎晩ふしぎな感謝が交わされる。
「先にベッドに入って、足元を温めておいてくれた」。お互いに、そんな記憶はない。
ある夜、夫がその温かい膨らみに、そっと自分の足を押し付けてみた。
それ以降、夫は自分の靴の左右を、頻繁に履き間違えるようになったという。
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